思考のデフラグ
皆さんこんにちは。
唐突にブログを開設してみました。
と言っても、いよいよアフィリエイトで小金稼ぎを始めるほどに経済状況が悪化したとかではありません(笑)
折に触れて、ブログを始めたいとは口に出していたのですが、自分の凝り性な性格上、始めたら始めたで不必要に時間を割いてしまいそうな気がしていて、直前で思いとどまっていました。
そんな中、新年度という区切りを迎えるにあたり、時機は今しかないと思って始めてみました。
ではこのブログの目的はというと、自分の気になった話題や好きなことについて考えたことを、できる限り整理された形で、残しておくことです。
(以下、思考整理の過程が長々と書き連ねられているので、興味の無い方は読み飛ばしてください。)
「デフラグ」について
突然ですが皆さん、「デフラグ」という言葉を聞いたことはありますか?
デフラグメンテーション(英: defragmentation)とは、コンピュータのファイルシステムにおけるフラグメンテーションを解消すること。しばしば略してデフラグとも呼ばれる。
一昔前のPCでは、ハードディスクドライブ(HDD)上でファイルの読み書きをしているうちにデータが断片化(フラグメンテーション)し、処理速度が遅くなることがしばしばありました。
これを解消するためにデータを並び替えて整理するのが「デフラグ」です。
PCの挙動が遅くなったらとりあえずデフラグしとけ、みたいな風潮もありました。
最近はSSD(ディスクがないやつ)搭載によって処理速度の高速化が進んだため、この言葉を耳にする機会は減りました。
しかし、データの断片化が起こらなくなったわけではありません。あまり目に見えなくなっただけです。
思考にもデフラグが必要
データは何も手を加えなければどんどん乱雑化・断片化していくので、キレイに整理する必要があります。
PCは頭が良いので、データの断片化を検知すると自動でデフラグする機能がついています。
一方、人間の頭の中には自動デフラグ機能はありません。意識して思考を整理しないと、断片化が進む一方です。思考に連続性がなくなり、自分が何を考えているのか、自分でも良く分からない状態になってしまいます。気付いたら、今の自分がまさにその状態でした。
そして、思考の断片化の原因の一つは、日常的なコミュニケーションの短文化にあると思っています。
日常のやり取りはLINEで一言で済ませるようになりました。「了解」は「りょ」に、挙げ句の果てに「り」にまで縮約される始末。
Twitterの140字という文字数制限がSNS上の会話を細切れにし、人々はあまり思考を働かせずに(良く言えば気軽に)コミュニケーションを取るようになりました。
なんとなくその方が洗練されていて、効率的だと考えている人も多いと思います。
しかしこのままだと、何も考えずに断片化した思考を場当たり的に切り貼りして適当にやり過ごす癖がつき、思考の連続性や、一貫した主義・主張、オリジナリティが消滅してしまう危険性があります。
これはまずい。
まあ要するに何が言いたいかというと、思考を整理するために長文を書く場が欲しかったわけです。
そんな状況を知ってか知らずか、Twitterは2017年末にツイートを連続投稿する機能を実装してきました。
でもいよいよこれTwitterである必要性がない気が…
ものすごい長文をTwitterで連投している人も見かけますが、タイムラインを占領するので読み手もリツイートしづらいですし、正直あまり効率が良いとは思えません。
まとまった文章の投稿先として重宝していたFacebookも最近は目に見えて同世代のアクティブユーザーが減っているので、そこで発信することで(いきなりコイツなんか言い出したぞ…)みたいな空気になるのが耐えられません。
そんなわけで…
自分自身の「思考のデフラグ」の場として、このブログを開設しました。
特に一貫したテーマとかは決めずに、ふと思い立ったことを整理したり、自分の趣味の活動記録なんかも載せていこうと思ってます。
基本的には日々の活動と思考整理の記録として自分であとで読み返せればいいので、日記でもつけておけば済む話なのですが…
何かの拍子にバズってアルファブロガーになる可能性も捨てきれないので、公開する形にしました。
ちなみにnoteやLINEブログも検討したのですが、前者はクリエイター支援の色が強かったのと、後者はおしゃれかわいい簡単スイーツレシピブログみたいなのが幅を利かせていたので、やめました。(でも多分1年もしないうちに状況が変わってきそうですが)
…さて、文章が長くなりすぎて思考が断片化してきたのでこの辺で終わりにしたいと思います。
いつか頭の中ですべてを整理できるようになるその日まで、しばしお付き合いください。