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断片化した思考を整理する

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にいがた探訪記 ─ふるさとのあの日、そしていま

5月になりました。

 

新しい月を迎えると、「もう1年の○分の1が終わってしまった…時間経つの早い!」とか決まって言う人がいますが、あれなんなんでしょうかね?

 

1年という決められたスパンで残された時間だけに捕らわれるのではなく、目的意識を持って、今月はこれを達成するぞ!って考えてたほうが毎月有意義に過ごせると思います。

 

 

それにしても5月か……もう1年の3分の1が終わってしまった…時間経つの早い!

 

 

GWなので地元に帰ってきました

さて世間は春の大型連休GW(ゴールデンウィーク)に突入しました。

JTBによると今年は総旅行者数が過去最高となる見込みで、多くの人が海外・国内旅行に出かけています。

 

旅行先で美味しい料理に舌鼓を打つ人、家でのんびり過ごす人、映画やショッピングを楽しむ人、GW何それ美味しいの?な人。

 

GWの過ごし方は人によりさまざまですが、僕は毎年決まって地元の新潟に帰ることにしています。

 

そして、毎年必ずやるのが、新潟駅周辺の散策です。

街はものすごいスピードで変化しているので、 毎回何か発見することがあったり、学生の頃は見過ごしていたものに改めて気付けたりと、かなり楽しいです。

 

ということで、色々な意味で自分のアイデンティティ形成に多大な影響を与え、青春時代を棒に振った楽しく過ごした新潟のスポットを巡ってきました。

 

これから新潟旅行をする人の手助けにも(1mmくらいなら)なるかもしれません。

 

 

新潟駅

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まず新潟駅の構造がビビるほど変わってました。

これまで1階にあった在来線ホームが上越新幹線と同じ3階に移動(高架化)し、乗り換え時間が短縮されたらしいですが、正直、新幹線を降りた瞬間、違う駅かと見紛うほどの変わりようです。

 

毎日使えば慣れるんだろうけど、たまに帰省したときにしか行かないので2〜3年くらいしないと順応できないと思います。(ちなみに3年後にまた構造が変わるらしい。勘弁してくれ…)

 

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万代口改札。今まで白新線ホームだった場所が壁になってる。これじゃ改札ダッシュがキメられない…… (駆け込み乗車は危険なのでやめましょう!)

 

 

ジュンク堂書店 新潟店

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新潟駅の南口(地元の人は「駅南(えきなん)」と呼びます)にある複合施設PLAKA1に入っています。めちゃくちゃデカイです。

 

文庫本、新書、参考書や学術書、コミックやライトノベルまで、とにかく幅広く取り揃えています。

 

僕は高校時代にここで「変態王子と笑わない猫。」を同級生に見つからずに買うというミッションを日々こなしていました。

 

 

 

アニメイト 新潟店 

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駅から徒歩6分ほどの場所にある新潟市のオタク養成施設。新潟県内でアニメ公式グッズが入手できるのはここだけです。

同じビル内にアニメイトメロンブックスらしんばん、カードラボの4店舗が出店しているので、周回するだけで簡単にレベル上げができます。

 

行ったことがある人はたぶん分かると思いますが、秋葉原アニメイトと全く同じ匂いがして謎の安心感がありました。

  

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入口で出迎えるモニターに時代の移ろいを感じる。

 

 

 

ほんぽーと中央図書館

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オタク養成施設からさらに6分ほど歩いたところにある図書館です。7年ぶりくらいに来ました。

蔵書数は30万冊以上と非常に多く、幅広いジャンルの本が見つかります。1階にはカフェも併設されており、ゆったりとした時間を過ごすことができます。

静かな学習室があるので、高校のテスト勉強によく使っていました。

 

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個人的に胸が熱くなったのはティーンズコーナーのイラスト紹介掲示板がまだ生きていたことです。

 

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イキリオタクだった7年前の僕がティーンズポストにぶち込んだイラストです。

トレースなので今の時代にTwitterやらにupしたらものすごい勢いで炎上するやつですね。ただ、小豆梓はいつの時代も可愛い。

 

 

LoveLa(ラブラ)万代

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図書館を出て、萬代橋方面に15分ほど歩くと、万代(ばんだい)エリアに到着。

商業施設が集積しており、基本的に若者はこのエリアにぞろぞろ集まってきます。都内で言うと池袋あたりと雰囲気は似ている気がする。

 

ラブラ万代」は主に若者向けのテナントが出店する商業施設で、B1フロアにイオンスタイルが入っており、フードコートも併設されているため、近隣の高校生の拠点になっています。雰囲気的には「PARCO」みたいな感じです。

 

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なんかおしゃれっぽいお店もできてた。

 

 

NGT48劇場

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そしてなんといってもこのエリアで外せない施設はここ。

ラブラの別館、「ラブラ2」の4階にその拠点を構えています。

 

2016年1月にオープンし、これをもって完全に万代がオタクタウンになりました。

新潟市地域活性化の一環としてマンガ・アニメ文化の振興に力を入れており、後述する「マンガ・アニメ情報館」のような施設が点在しています。

 

ガタケット」という同人誌即売会や、マンガ・アニメイベント「がたふぇす」を開催するなど、けっこう頑張ってます。

去年は「けものフレンズ」を大々的にフィーチャーするなど話題になっていました。

  

 AKB48グループはあまり詳しくないのですが、最近は宗教上の理由によりNGT48の荻野由佳ちゃんに注目しています。

(理由は「ラブライブ!サンシャイン!! 荻野由佳」で検索すれば2秒で判ります。)

 

 

一方、新潟のご当地アイドル「Negicco」の本拠地は「古町」エリア。2003年に結成して以来、波瀾万丈、数々の苦難を乗り越え、7年という月日を経てローカルアイドル日本一に輝きました。

 

誰目線なのか分からなくなってきましたが、新潟がカルチャーで活性化するのはとても嬉しいことですね。

 

 

万代シテイバスセンター

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ここの薄暗いバスロータリーの立ち喰い店で食べられるカレーが美味しいと神格化され、その味を再現したレトルトカレーまで売られています。

タレカツ丼」、「イタリアン」と並んで新潟を代表するB級グルメとされており、新潟市民なら誰もが必ず一度は食べたことがあります。

 

ちなみに僕は一度も食べたことがありません。

 

 

とらのあな 新潟店

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はじまりの場所。

万代のとある一角にひっそりと佇むオタク養成施設にして、アニメイトビルで鍛錬を積んだオタクが行き着く最難関ダンジョンです。

 

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入店しているところを知り合いに見られると冒険の書が消えてしまうので、1階に入っているWEGOに入るフリをして横の階段から素早く階上に移動するのがコツです。

 

当時とある作品の敬虔な信者だった高校生の僕が、はじめてとある作品とコンタクトした場所です。店内のショーウインドウで展示されていた某グループの3枚目のシングルの告知を今でも鮮明に覚えています。ちなみにその時の感想は「黒髪の子が可愛いな」です。

 

夏色えがおで1、2、Jump!(DVD付)

夏色えがおで1、2、Jump!(DVD付)

 

 

 

BILLBOARD PLACE(ビルボードプレイス)

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ラブラ万代よりも若干ターゲットの年齢層が高めの商業施設。新潟版「ルミネ」です。

地元の人には「ビルボ」と呼ばれて親しまれています。

古町にあった「ラフォーレ原宿新潟(正式名称です)」が2016年に撤退してしまったため、同年齢層向けのショッピングモールとして貴重な存在となっています。

 

STUSSYが入っているのがかなりポイント高い。

 

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ディズニーストアとジェラピケも入っているのでかなり都会です。

 

 

新潟市マンガ・アニメ情報館

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ビルボの隣に2013年にオープンしたカルチャー振興施設です。新潟ゆかりの作家による常設展示やグッズ販売等を行っているほか、定期的にイベントを開催しています。

 

僕が訪れたときはちょうど「ガールズ&パンツァー博覧会」という原画展が行われていたので、見てきました。

 

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原画は撮影禁止のため、続きは自分の目で確かめてくれよな!

(個人的には昨年末公開の最終章の複製原画が早くも展示されていたので高まりました。ガルパンはいいぞ。)

 

 

萬代橋(ばんだいばし)~古町(ふるまち)エリア

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国の重要文化財にも指定されている萬代橋を渡り、信濃川の向こう岸へ。

「柾谷小路(まさやこうじ)」と呼ばれるメインストリートを10分ほど歩くと、新潟市のもう一つのダウンタウン、古町エリアに到着します。

 

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万代エリアとは打って変わって、アーケード商店街の景観が見られる情緒あふれる街並みになっています。正直学生時代はあまり用がなかったのですが、改めて訪れてみると落ち着いた空気にどことなく安心感を覚えました。

 

休日にランチやお茶でゆったりと過ごしたい、大人の街です。

 

 

CoCoLo(ココロ)

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さて、一通り散策を終え、新潟駅まで戻ってきました。

2018年4月15日に新館がオープンした駅ビル「CoCoLo」をぶらぶら。

スタバが入ってる…だと…

 

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駅の西側に新しく「西N+」という謎の新館ができており、お酒と料理を楽しめるスペースになっていました。素晴らしい。

 

 

ぽんしゅ館

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最後に、新潟に来たら絶対に行ってほしい施設「ぽんしゅ館」をご紹介します。

 

名前の通り、ぽんしゅ(日本酒)好きの、ぽんしゅ好きによる、ぽんしゅ好きのためのテーマパークです。

 

新潟の銘酒や物産品などが販売されているほか、利き酒コーナーが併設されています。

ここがマジモンのパラダイス。

 

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壁一面を埋め尽くすこれ、何だと思いますか?

 

なんとこれ、ボタンを押すと日本酒が出てくる装置です。

考えた人にノーベル平和賞をあげたい…。

 

受付で500円支払うと、ミニおちょこと専用コインが5枚無料でもらえます。

 

さっきの装置におちょこをセットし、コインを入れて、黄色いボタンを押す。

 

すると…

 

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日本酒が出てくる

 

 

 

おちょこをセットし、コインを入れて、黄色いボタンを押すと…

 

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日本酒が出てくる

 

 

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なんだこれ!!すげえ楽しい!!!

 

 

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あくまでも利き酒なのでおつまみの販売等はありませんが、ご当地の味噌や塩で口直しもできます。

 

日本酒好きの方は、新潟駅にお立ち寄りの際は是非「ぽんしゅ館」 へGO!

というか行って!!

 

 

<結論>

 

新潟のぽんしゅはやっぱり純米

 

 

スポットマップ

今回訪れたスポットはこちら↓